CAVAとピンチョス

かなり偏ったBL感想文

バーボンとハニートースト2/石原理(新書館)

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バーボンとハニートースト2石原理/新書館

 

Cheri+2015年ハル号〜2017年5月号掲載。

今回は約2年で刊行!
そして2016年からCheri+は隔月になりました(*⁰▿⁰*)

2巻、ヤバいですよ!
心して挑みましょう!笑


■あらすじ■

竜王の俺は女が好きや、という独白から始まります。
そして、
空河とのーーー!|oノωノ) )))))))



舞台は6年前の賭場後。
竜王が空河の手を取って事務所に駆け込んだところから始まります。

竜王はまだ空河の名前を聞くことも無く、あんたも始発が動くまでここ(事務所)にいろ、と言い。
空河が「あんたとやりたかったな」と言った瞬間に、竜王の中で何が弾け飛びます。

なんでそんな気になったのか、本当はわかっていたけれど知らんふりして空河の所為にして…竜王は空河の挑発にのる。
空河はその日の負けが帳消しになればいいという程度の軽い挑発のつもりだったが、
竜王と目があった瞬間にヤバいと思う。

しかし、その時はにはもう遅く、二人は当然のように恋に落ちたーーー。

そしてガサ入れから2日後、連絡のつかない竜王を心配した手下の吉家が事務所に様子を見に来ると、キスマークだらけでヨレヨレになった竜王が現れる。

日付が変わるどころか丸2日もヤリまくっていた二人。(〃д〃)

それから、竜王は空河に行くとこがないならここにいていい、と言って財布まで預けます。

その後、空河は竜王のカードを遣って賭場に入り浸り、竜王の雇い主にもその噂が広がるも、竜王は堂々とマーキングやといって寧ろ嬉しそうにしていた。

そんなある日、左衛門という男がオーナーを務める賭場のルーレットでラス落ちした空河の元へ、ボクが払おうか、と「アムラン」なる人物が現れる。
彼こそが空河の借金の元であり、また、親子揃って空河にトチ狂わせられていた。
アムランは関東圏街金の元締め2代目で、空河を忘れられずに追ってきたのだった。
しかし、そこへ竜王が現れ、空河に口づけ「悪いな元カレ、もう俺のもんや」と言い放つ。
空河も、「コイツが最高や」と言って。

二人は笑いながらさびれたビルまでやってきた。
そこは、竜王の夢を叶える為のビルだった。
ビルの階段をのぼりながら、竜王は初めて空河に借金の金額を聞き、空河も素直に答える。それから、姉の借金を肩代わりしたこと、アムランに騙されたこと…などを告白する。

造りかけの事務所に入ると竜王は、将来はマカオみたいにカジノを合法化するのが夢だ、と語ります。
空河と一緒にやろう、とも。

しかし、空河はまだ片付けなきゃならないことが残っている、竜王がどんなことでも協力する言っても自分の問題だ、と言って拒否。
竜王も素直に受け入れる。

その後、東京の親戚の家に預けられていた竜王の弟が、祖父が亡くなったのを切欠に竜王のところへやってきて、空河との三人の生活が始まるが、
間もなく、左衛門の賭場での一件が問題になり、竜王は組長に呼び出される。

弁明を聞こうか、という組長に対し竜王は「オレのツレに元カレがからみよった、せやから奪い返した」と堂々と答える。
しかし、その元カレの父親は組の大事なスポンサーで、面倒な事に発展していた。
竜王は気に入らないなら首にしてくれと言うが、組としてはカジノでの信頼も厚い竜王を手放すのは惜しく、俺がケツを持ってやる変わりに盃を交わそうか、という話になってしまう。

元々正式な組員になるつもりのなかった竜王は悩んだが、最終的には受け入れるしかないと判断する。
しかし、自分はそうならないことを望んでいたし、何より弟が望んでいないことを知った空河は、竜王を警察に売るという決断をするーーー。

愛する人と、その人が愛する人、その人を愛する人を守るため。

そして空河は竜王の前から姿を消した。



現在。
中華マフィアの一件が終息したかのように見えたが、竜王の事務所に『双眼の箱』を巡っての新たな依頼人が現れ、更なる危険を承知の上で竜王は引き受ける。
それを知った空河は、竜王は事務所の所長としての責任もあるからとこの案件は自分一人で充分や、と止めようとするが、事務所も閉鎖したし一人にはせえへん、と言われ、
素直に受け止める。

そこから二人は協力し合い、中華マフィアと対峙する。

そして最終決戦の目前、竜王と空河は会話の流れで6年前の話になり、空河は自分が竜王を警察に売ったと告白。
しかし、竜王はそれにに気付いていた。
しかしそこそこショックだったが、それよりも、空河まで居なくなったことがショックで、なんで居なくなったのか、なんで今さら戻ってきたのかと問いただす。

そしてーーー。

空河の応えに竜王は、もう一度俺と愛を試してーーーと言い。



その後協力し合ったかいあって無事に中華マフィアの案件も片付き、
二人の愛の行方はーーー?






ここからは感想文です

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待ってました〜°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖
雑誌で読んでましたが、やっぱまとめて読みたいですもんね!

しかーし、一つショックな事が。
この頃はまだハマり方が中途半端だったので、
コミックス買ってすぐに雑誌をほぼ処分してしまったんです。

何度か読み返してるうちに物凄ーーーくハマって、
コミックスのあとがきで「ほぼすべてのページを修正した」というのが気になり始め、
家に残っている雑誌を片っ端から探したが…残っていたのは1冊のみ。
それでも奇跡に近かったですが…しかも、私の大好きなあのシーンの回だったので!
読み比べたら、雑誌掲載時は殆どトーンがないのですが、コミックスではトーンを貼りまくっている(という程でもないですが)
あと、大好きなシーンのセリフが結構変わってました。
久々に雑誌を読んだら、ちょっと違和感を感じたので、コミックスは断然良くなっている!ってことですね(OvO)

って、ここまで全く感想になってない!汗

はい、2巻です!
2話分(雑誌4回分)は待望の6年前のお話です!

1巻では6年前、一夜の過ちがあってお互い今でもひきずっている…という事でしたが、
1夜じゃないじゃん!笑
3ヶ月間やりっぱなしじゃん!(◯☉。☉)

もぅ竜王の惚れっぷりったら(♡´◠`♡)
吉家もあきれる程アホかって思わせときながら、男前過ぎてヤバいです。
とにかくカッコイイーーー!!
顔も1巻よりイケメンになってます。笑

兎に角好きなシーンがいっぱいあるんですが、
抜粋すると、6年前のまだ完成してない事務所(港町ビルヂング)のシーン。
竜王が夢を語ってるとこ。
空河の話を聞いてる竜王に、空河が「こんな話する時俺に指一本触れないお前が死ぬほど好きや」というセリフ。
からの、「話は終わったで」「触ってもええですか?」と空河の手の甲にキスというよりは、唇をあてながら言うシーン。

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たまりませんーーー!!。°・(>O<)・°。

空河がちょっと切なそうで、一緒に事務所をやりたかった竜王も残念なはずなんだけど
空河の気持ちを優先して。
なんか、色々たまらんん><

BLでこんなに感動的なシーンてありまっか?笑

で、結局、竜王が盃を交わすのを阻止する為に、空河は竜王をサツに売って姿を消す…。

なんて健気な子(T T)

悪ぶっても竜王だってお見通しだけどね!(^ν^)

そして現在。
1巻の続きに戻ります。

1巻終盤では中華マフィアまで登場し、大変な目に遭いましたが。
竜王の元へ今度はその中華マフィア絡みの顧問弁護士から依頼が発生、受ける事に。
更なる危険を予測して、事務所を閉鎖し、空河と組んで挑もうとする竜王
空河に相談したら止められるに決まってるから、強行突破です。

案の定、その後空河に知られると、自分のようにフリーではない竜王は事務所の所長としての責任もあるからと、やめとけ!俺一人で充分や、と言われます。
しかし「事務所を閉鎖した、一人にはせえへん、心配すなや大丈夫や」と竜王に言われると、アホか、と言いながらも珍しく素直に受け入れる空河。

うわーん!このシーンも好きだァァァ><
頼もしすぎるぞ竜王!!!

もうね、空河の窮地には必ず現れる竜王って、カリオストロの城のルパンだよね!(o˘◡˘o)

それから…徐々に6年前の出来事の真相に迫ろうとするシーンがちらほら…
竜王が迫ろうとしてるんだよね。

まずは観音崎邸で、待たされてる間。
空河がどこで観音崎と出会ったのかって話から、観音崎の仕事を請け負ったから神戸に戻ってきたんだと思っても、ならばどうして自分に会いにこなかったのか、とか。
再会したのは偶然だと思っていたようだけど、もう色々考えて答えがでなくてぐるぐるしてて、色んな意味で竜王も決着を付けたいと思っていたんだと思います。

うぇーん!

しかし、空河が大サービスの思わせぶり(?)なセリフを吐いたところでお呼びがかかりお預け><
でもでも空河だけ病床の観音崎の部屋へ通され、そこで竜王の話になり、信頼できる男で次の仕事は(竜王と)一緒にやりたいと告げる。

そんでもって竜王竜王で、観音崎の秘書・楓に、空河に害が及んだら手加減せぇへんからな、とか言ってるしー!

きゃー!!



この二人って、Hしてるときより離れてお互いの事を話してるときのが余程ラブラブだわー。
てか、ホントこういうのツボで。٩(•̤̀ᵕ•̤́๑)

早くくっついちまえ!と言う気持ち半分、この二人は永遠にこのままでもいいかも…とも思ったり。
色んな楽しみ方ができて超美味しい…(º﹃º)

でまぁ竜王が空河の寝顔盗撮事件があったり、空河が童貞まで色香で惑わしたか疑惑で何故か嬉しそうな竜王事件(?)があったり、相変わらずつかず離れずだけどイイ感じの二人でしたが…

中華マフィアボスの弟くんもとを訪ねた後、中華を食べたくなって南京町で二人仲良くご飯。
そこで、会話をするうちに竜王は6年前空河が消えた後のことを語りだします。

まって!
まってー!!
心の準備が!!!

ハァハァ

空河がいなくなってから、心の中が空っぽなんだって><
どないしてくれるんやーーー!空河!!!
って竜王も言ってます。

その後空河からサツに売ったのは自分だと告白され、理由を話す空河に、「俺にはまっててんな?」とか余裕で嬉しそうな顔だった。

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そんでもって空河は自分が竜王をサツに売ったのを知られていないと思っていたようですが、、、竜王が知ってたと聞くとちょっと落ち込んでた。カワイイ
竜王はそれよりも、お前までなんで居なくなったのか、って方が気になっていて…
問いただすと、空河の素直な答えに驚いた顔をします。

え!!?

お前、自信満々じゃなかったの!!?

と、私も多分竜王と同じ顔になってたーーー



竜王は、6年前はめちゃめちゃ好かれてたと思ってたけど、今はどうなのかわかってなかった様子。
空河よりも空河のことを理解してると思ってたけど…自分の事に関する事は、別問題なのね。

うわーん!!!

でもその後、人通りも気にせずすぐに空河にチューし始めるし…
空河が何と言うおうとチューしまくるし歯まで立てるし…

カッコ良過ぎ!!!!!

単細胞な竜王が最高です。

そして、、、
「空河 もう一度俺と試そや」「もう一度 俺と」「愛を試して」



って、コレ、竜王じゃなかったらぶん殴りたくなるほど臭いセリフ。ƪ(Ơ̴̴̴̴̴̴͡.̮Ơ̴̴͡)ʃ
でも竜王だからサイコウじゃぁぁぁぁぁーーー!!!

この中華ご飯からの路上イチャイチャシーン、大好きです。°・(>O<)・°。

2巻で一番好きなシーン。

そして、いよいよラスボス対決!
こっからももう総て大好きなんだけど(竜王について/笑)、
やっぱアレですよね。

最終手段の楓のシーン…
ラスボスの愛人(?)楓に竿師紛いの行為をした空河。
竜王との事前打ち合わせではプロの竿師を呼ぶはずだったが、俺の方が上手い、と空河が自ら働いていて…ラスボスと一緒に竜王も動揺!笑

そして無事案件は終了。

「終わったか?」(空河)
「終わった」(竜王

このコマ好き。

で、竿師空河に「アレは演技やったんやろな?」と問う竜王
「演技であんな顔させられへんよ」(空河)

しーん…(T T)

で、竜王様は焦らんどこ!っと心に決めたのでした〜

この最後の二人のシーンも好きです♡

1巻の最後もですが、2巻の最後の終わりも好い。

これからこの二人どうなるのかな〜?って妄想をさせてくれる感じが好きです。笑
スタート地点みたいな。

でも、できれば石原先生にちゃんと描いて欲しいーとか…
めちゃ我がままな感じです(^ν^)

とりあえず二人は無事くっついたので、これで終わり??
と思ったら、続きます。

嬉しすぎるーーー\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

隔月のCheri+レビューします!笑

 

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